絵本「パパ、おつきさまとって!」
こんにちは♪天野蒼空です。
今日紹介する絵本は「パパ、おつきさまとって!」
パパ、お月さまとって!
昨日はお月見がありましたね。皆さんは月を見ることが出来ましたか?私の住む地域では、残念ながら雲が多く、月を見ることが出来ませんでした。
灰色基調の優しい表情のついた月。エリック・カールの絵は特徴的ですが、私はとても好きです。色彩がハッキリしているので子供でも見やすいそうですよ。
この絵本は、娘のモニカがパパに少し無茶なお願いをします。
パパ、おつきさまとって!
タイトルにもなっていますね。
モニカが手を伸ばしてもうんとジャンプしてもおつきさまに手が届かないので、パパにお願いしたのです。
だからパパは、長い長いハシゴを高い高い岩の上にかけて、取りに行きます。
仕掛けのあるページ
このハシゴのシーン、ページがさらに広げられるようになっていて(しかけ絵本みたいな感じです)ハシゴがものすごく長いということがよく伝わるようになっています。
又、満月のおつきさまに出会うシーンもページが大きく広げられるようになっています。読み聞かせで使う時はどこを持つべきか悩むこともありますし、広げにくいのですが、おつきさまが「おおきい」ということがわかりやすいです。
ストーリー
大きすぎて持って帰れないので、パパはおつきさまがちょうどいい大きさになるころに取りに来ました
この辺は月の満ち欠けのお話ですね。
小さい子に満ち欠けの難しい話なんて無理がありますが、日ごとに大きさがかわるというのは幼稚園くらいのこならわかる子も多いと思います。
モニカと遊んでいる間も、毎日少しずつ小さくなっていきます。そして、消えてしまいました。
そう、新月ですね。
その後、空に細い月が浮かび、だんだん大きくなっていき、満月になる所で絵本は終わっています。
読み聞かせなら
この絵本、ビックブックでもあります。パネルシアターもあるそうです。人気の本なので色々な形で多くの人達に読んで貰えるようになっているんですね!
ぜひ、この月の綺麗な季節、読み聞かせで使ってみてくださいね
最後に
パパ、おつきさまとって!
小さい子ならおつきさまを取ってみたいと思うことだってあるでしょう。かの有名な小林一茶もこんな句をよんでますよね
名月をとってくれよとなく子かな
名月をとってくれと泣いた子に読んであげるのはいかがでしょうか。
それではまた次の記事でまたお会いしましょう!