読み聞かせボランティアの日常

保育系大学一年生の女子大生が地域の子ども図書館で読み聞かせにチャレンジ!

手遊び『おーちたおちた』をもっと楽しく!

おーちたおちた。

なーにがおちた?

 

 

誰もが1度はやったことあるかもしれないそんな気もしなくはない手遊び。(したことない人いると思うのでこれくらい保険かけときますね)

今日はその手遊びで子どもと10倍仲良くなれる方法を伝えちゃいます!

対象年齢としては、遊びの仕組みが理解できる幼稚園生くらいからでしょうか。

 

まずは基本の形から。

これは、子どもと先生の掛け合いで成り立つタイプの手遊びです。

 

先生「おーちたおちた」

子ども「なーにがおちた?」

 

手拍子をしながらまずは決まり文句であるこのセリフを言いましょう。テンプレってやつですね。これを言わなきゃ始まりません。

この先は基本的に3つの選択肢があります。

 

先生「りんご」

子ども→リンゴを手で受け止めるポーズをする

 

先生「ゲンコツ」

子ども→ゲンコツから身を守るため、頭を覆う

 

先生「雷」

子ども→かみなりさまにおへそを取られないよう、おへそを手で隠す

 

 

このように、先生が何を言うかで子どもは違う行動をしなければならない、手遊びというよりゲームに近いものです。

 

 

では、この手遊び、どのようにしたらもっと子どもと仲良くできるのでしょうか。

 

それは、【子どもの考えた選択肢をゲームの中に採り入れる】ということです。

 

一つ目は、先生が言ったセリフのあとの行動を子どもに決めさせることです。

もちろん定番の形を使うのはいいと思います。しかし、時間があるなら子どもに聞いてみましょう。

 

「◯◯が落ちてきたら、みんなはどうする?」

 

という感じです。

 

例えば、雷。

定番の形でしたら、おへそを隠します。ですが、子どもに、

「雷がおちてきたらどうする?」

と聞いて、

「音が怖いから耳を塞ぐ」

と答えが帰ってきたら、「雷」と先生が言ったあとの動きを、

おへそを隠す→耳を塞ぐ

に変えればよいのです。

 

二つ目は、落ちてくる物自体を子どもに決めさせます。

「空からなにか落ちてきたよ。なにかな?」

まあ、導入はなんだっていいのですが。

この前この手遊びをした時に出たのは「ワンピース」というこたえでした。だから空からワンピースが降ってきた時はみんなでワンピースを着ました(笑)

 

このようなことをすることで子どもと10倍仲良くなれちゃいます。

「こんなことで?」と思うひともいるかもしれません。

でも、何が落ちてくるかであったり、落ちてきたらどうするかであったりを決めるときに、子どもとコミュニケーションをとると思います。ただ手遊びをするだけでは勿体ない。もっと子どもと会話しましょう!コミュニケーションとりましょう!

そして、子どもたちは自分たちで決めたものなので、よく動きます。こちら側で決めたものよりも楽しそうです。やっぱり子どもに楽しんでもらうのが1番ですよね!

 

「おーちたおちた。」の手遊びで子どもと10倍仲良くなれちゃう工夫。ぜひ試して見てください!

 

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それでは次の記事でお会いしましょう。