絵本「ねえ、どれがいい?」
こんにちは♪天野蒼空です。
今日は前回の読み聞かせで読んだ絵本を紹介します。
ねえ、どれがいい?
今日紹介するのは、「ねえ、どれがいい?」という絵本。この本、一言で言うと「酷いけど面白い」
では、なかみをみていきましょう。
もしもだよ、
きみんちのまわりがかわるとしたら、
こうずいと、おおゆきと、ジャングルと、
ねえ、どれがいい?
いや選択肢がなかなか酷いですね。
こんなのは序の口。もっとやばいのが来ます。
おすすめポイント
なんといってもこの選択肢の酷さです。
何をとっても「やばい」の一言になってしまいます。
でも、このヤバさが子どもは好きみたいです。
選択肢ひとつ言う度にゲラゲラ笑っていました。「やだー」とか言いながらも笑ってくれるので、読み聞かせしている側としてもとても楽しいです。
私が1番選べないなと思ったのはここ。
どっちがいい?
とうさんががっこうでおどるのと、
かあさんがきっさてんでどなるのと。
どちらも勘弁して欲しいですね(笑)
読み聞かせできをつけること
この本は、ほとんどが「ねえ、どれがいい?」という決まり文句で終わります。最後にこの決まり文句がなくても、「どっちがいい?」や「どれにする?」などの言葉が最初に入ってきます。
これらは、子どもへの「問いかけ」となるわけです。ですから、普段はおはなしに集中させるためにあまり子供と目を合わせないようにしている人も多いと思いますが、この一文を読む時だけは、子どもの方を向いて問いかけをしてみるのはどうでしょうか。
又、「ねえ、どれがいい?」で一区切りになりますので、区切りと区切りの間は、なるべく長めに間を撮ることをおすすめします。
次の文章にすぐに行ってしまうと、前の文章の事を考えている子どもの邪魔になってしまいます。目安としては、反応が少し落ち着いたら、といったところでしょうか。
でも最後の方のページだと、余程面白いのか全然落ち着かないので、その辺は読み手のタイミングになりますね。
読み聞かせはあくまでも読み手のタイミングではなく、子どものタイミングを大切にして読んでいくことを心がけましょう。
最後に
大人でも思わずクスッとなってしまいますよ。面白そうと思ったらぜひ読んでみてくださいね。
それでは次の記事でお会いしましょう。
絵本「えんそくバス」
こんにちは♪天野蒼空です。
今日は小さい頃からよく読んでもらっていた絵本、「えんそくバス」を紹介します。
えんそくバス
おはなしは、遠足前日から始まります。
みんな明日の遠足がとっても楽しみ。園長先生も楽しみ。
だけど、園長先生は寝坊しちゃった!
慌てて追いかける園長先生。みんがお弁当を食べる時、公園に着きます。
最後はみんな仲良くお弁当を食べます!美味しいねー。
おすすめポイント
「いただきます」はみんなそろって
園長先生、寝坊してすっかりお弁当を作ってくるのを忘れてしまいます。
「じゃあぼくの卵焼きあげるよ」
「わたしのウィンナーたべて」
園児達は園長先生にお弁当を分けてあげます。
お弁当をみんなで食べると美味しいですよね!
わけてあげるね
みんな、園長先生にお弁当をわけてあげるので、園長先生のハンカチの上は1人前以上の量のお弁当が出来上がります。それを、みんなが食べ終わって遊んでいる間も、嬉しそうに食べる園長先生。
わけてもらうと、あげたほうももらったほうも嬉しい気持ちになれますよね。
じつは園長先生は……
この園長先生の絵、じつは絵を描いた村上さんがモチーフなんだとか。御本人、園長先生そっくりな顔だそうです。
関連する手遊び
- 大型バス
- お弁当箱の歌
- バスに乗ってゆられてる
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最後に
読んでみて面白いと思ったら、是非読み聞かせで使ってみてくださいね♪
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
ビックブックのすゝめ
こんにちは♪天野蒼空です。
ビックブックって知ってますか?
これを使うと読み聞かせの時間、子供が沢山集まってきてくれるんですよ!
ビックブックって何?
ビックブックとはその名の通り、大きい本。大型絵本とも呼ばれます。その大きさ、広げれば横1メートル以上のものもあります。
小さい一般で使われる絵本と同じ内容のものを大きいサイズで作ったものになります。中紙の紙質もペラペラの紙ではなく、しっかりとした厚紙となっています。
その分、個人で買おうとするとちょっとお値段高めです。お値段の参考として、こちらをご覧下さい。
どの本でも、このように一万円前後してしまうんですね。
読み聞かせでビックブックを使おう
ビックブックを読み聞かせで使うとどんないいことがあるのでしょうか?
先に言った通り、ビックブックはとにかく大きいです。なので、後ろの方に座った子どもでも、絵本の絵がよく見えます。
又、普段気にしない絵の細かい部分にも、気づくことができます。
そんなことは関係なく、「大きい本!」ってだけで喜ぶ子供も多いんですよね。私が読み聞かせをしている時、ビックブックを取り出すと、「本大きい!」って喜ぶ子供、結構いるんですよね。
読み聞かせにおすすめのビックブック
れいぞうこ
冷蔵庫を開けると……。
本を広げるというより、ビックブックだと実際の冷蔵庫を開けているような感覚になります。
だるまちゃんとかみなりちゃん
空から降ってきた不思議なものは、かみなりちゃんの浮き袋だった?!
プールのシーンは絵が細かいので、ビックブックにすることで良く見えます。
ありとすいか
こちらも絵が細かいんです。アリの巣が描かれているページは小さい絵本で読み聞かせをすると、少しごちゃごちゃとしてしまうかも。
だけど、ビックブックにすることで細かい絵の部分にも子どもたちに気づいてもらうこと事ができます!
ビックブックを使って楽しい読み聞かせに!
いかがでしたか?
ビックブックを使って読み聞かせをさらに楽しんでもらいましょう!他にもオススメの絵本を随時紹介していこうと思います。
それでは次の記事でお会いしましょう。
手遊び『ミックスジュース』
こんにちは♪天野蒼空です。
ミックスジュースっておいしいですよね。
暑いとたくさん飲み物を飲みたくなっちゃうので、今日はみんなでミックスジュースを作って飲みましょう!
ミックスジュースの手遊び
「10人のインディアン」のリズムで歌いましょう!
括弧書きの中は、振り付けです。
[1番]
りんご、りんご(両手をグーにする)
りんごのほっぺ(ほっぺにグーを当てる)
ぶどう、ぶどう(両手をOKの形にする)
ぶどうのおめめ(そのまま目にもってくる)
いちご、いちご(両手の親指と人差し指で三角を作る)
いちごのおはな(その三角を鼻にあてる)
お口はさくらんぼ(口の前でリボンを描く。イメージとしてはさくらんぼの葉っぱと茎)
「チュ!」(投げキッス)
[2番]
ぐるぐるぐるぐる ミックスジュース
(両手をぐーにしてぐるぐるまわす)
ぐるぐるぐるぐる ミックスジュース
(さっきとは逆回し)
ぐるぐるぐるぐる ミックスジュース
(1番最初と同じ向きに戻す)
美味しく出来ました
(手拍子)
「いただきまーす」
(ミックスジュースを飲むふり)
この手遊びのコツ
2番の「ぐるぐる〜」を早くしたり、回す大きさを大きくしたりすることで、たくさんのミックスジュースを作ることができます。
それから、どの手遊びでも出来るアレンジなのですが「アリさんのミックスジュース」や「ぞうさんのミックスジュース」も作ってみましょう。アリさんなら動きを小さく、ぞうさんなら動きを大きくするだけでOKです!
この手遊びでなんの本を読む?
くだものの絵本、料理に関係する絵本は勿論、お風呂の絵本でもいいですね。お風呂あがりは喉が渇くのでミックスジュースをみんなで飲むというのもいいかもしれません。
又、今は夏。熱中症予防として水分補給を!ということでするのもいいですね。
ミックスジュースの手遊び、いかがでしたか?
是非やってみてください!
手遊び『おーちたおちた』をもっと楽しく!
おーちたおちた。
なーにがおちた?
誰もが1度はやったことあるかもしれないそんな気もしなくはない手遊び。(したことない人いると思うのでこれくらい保険かけときますね)
今日はその手遊びで子どもと10倍仲良くなれる方法を伝えちゃいます!
対象年齢としては、遊びの仕組みが理解できる幼稚園生くらいからでしょうか。
まずは基本の形から。
これは、子どもと先生の掛け合いで成り立つタイプの手遊びです。
先生「おーちたおちた」
子ども「なーにがおちた?」
手拍子をしながらまずは決まり文句であるこのセリフを言いましょう。テンプレってやつですね。これを言わなきゃ始まりません。
この先は基本的に3つの選択肢があります。
①
先生「りんご」
子ども→リンゴを手で受け止めるポーズをする
②
先生「ゲンコツ」
子ども→ゲンコツから身を守るため、頭を覆う
③
先生「雷」
子ども→かみなりさまにおへそを取られないよう、おへそを手で隠す
このように、先生が何を言うかで子どもは違う行動をしなければならない、手遊びというよりゲームに近いものです。
では、この手遊び、どのようにしたらもっと子どもと仲良くできるのでしょうか。
それは、【子どもの考えた選択肢をゲームの中に採り入れる】ということです。
一つ目は、先生が言ったセリフのあとの行動を子どもに決めさせることです。
もちろん定番の形を使うのはいいと思います。しかし、時間があるなら子どもに聞いてみましょう。
「◯◯が落ちてきたら、みんなはどうする?」
という感じです。
例えば、雷。
定番の形でしたら、おへそを隠します。ですが、子どもに、
「雷がおちてきたらどうする?」
と聞いて、
「音が怖いから耳を塞ぐ」
と答えが帰ってきたら、「雷」と先生が言ったあとの動きを、
おへそを隠す→耳を塞ぐ
に変えればよいのです。
二つ目は、落ちてくる物自体を子どもに決めさせます。
「空からなにか落ちてきたよ。なにかな?」
まあ、導入はなんだっていいのですが。
この前この手遊びをした時に出たのは「ワンピース」というこたえでした。だから空からワンピースが降ってきた時はみんなでワンピースを着ました(笑)
このようなことをすることで子どもと10倍仲良くなれちゃいます。
「こんなことで?」と思うひともいるかもしれません。
でも、何が落ちてくるかであったり、落ちてきたらどうするかであったりを決めるときに、子どもとコミュニケーションをとると思います。ただ手遊びをするだけでは勿体ない。もっと子どもと会話しましょう!コミュニケーションとりましょう!
そして、子どもたちは自分たちで決めたものなので、よく動きます。こちら側で決めたものよりも楽しそうです。やっぱり子どもに楽しんでもらうのが1番ですよね!
「おーちたおちた。」の手遊びで子どもと10倍仲良くなれちゃう工夫。ぜひ試して見てください!
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手遊び カテゴリーの記事一覧 - 読み聞かせボランティアの日常
それでは次の記事でお会いしましょう。
自己紹介♪
はじめまして♪天野蒼空(あまのそら)です。